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神社のはしごはダメって本当?参拝する順番や知っておきたい注意点を徹底解説

「神社を一日に何社も参拝するのはよくない」「神様同士がけんかする」と聞いたことはありませんか。旅行や御朱印めぐりで複数の神社を訪れたい一方、参拝のはしごに不安を感じる人も少なくありません。

結論からいうと、神社を複数参拝すること自体が、一律に禁止されているわけではありません。大切なのは、神社ごとの由緒や決まりを尊重し、無理のない計画で、落ち着いた気持ちでお参りすることです。

この記事では、神社のはしごがダメといわれる理由、参拝する順番、同じ日に複数の神社を訪れるときの注意点を、具体例を交えながらわかりやすく解説します。

目次

神社のはしごはダメって本当?

複数の神社を参拝しても基本的に問題はない

神社のはしごとは、同じ日に2社以上の神社を参拝することです。たとえば、午前中に氏神様を訪れ、午後に有名な神社へお参りする、旅行先で2〜3社をめぐるといった行動が当てはまります。

神社を複数参拝することそのものが、神道の共通した決まりとして禁止されているわけではありません。各神社にはそれぞれ異なる御祭神がまつられていますが、参拝者が複数の神社へお参りすることは、昔から珍しいことではありません。

「神様同士がけんかする」という話は、信仰や地域の言い伝えとして語られてきた考え方の一つです。すべての神社に当てはまる絶対的なルールではないため、必要以上に心配しなくてもよいでしょう。

「はしご」という言葉に抵抗を感じる場合

神社を訪れることを「はしご」と表現すると、軽く扱っているようで気になる人もいるかもしれません。その場合は、「神社めぐり」「参拝めぐり」と考えると、より丁寧な気持ちで行動しやすくなります。

大切なのは、観光地を移動するように急いで参拝するのではなく、一社ごとに境内の空気を感じ、感謝やお願いを心の中で伝えることです。

神社を複数参拝するときの基本知識

まずは氏神様を優先する考え方

参拝する順番に迷ったときは、最初に自分が住んでいる地域の氏神様を訪れる方法があります。氏神様とは、住んでいる地域を守る神様として信仰されている神社のことです。

たとえば、遠方の有名神社へ旅行する予定がある場合、出発前に氏神様へ「これから参拝に行ってきます」と報告し、帰宅後に「無事に戻りました」とお礼を伝える流れです。必ず行わなければならない決まりではありませんが、気持ちを整える習慣として取り入れられます。

参拝の順番に絶対的な正解はない

「格式の高い神社から参拝する」「近い神社から順番に回る」など、さまざまな考え方があります。しかし、全国の神社に共通する一つの正解が定められているわけではありません。

一般的には、次のような順番が選ばれています。自宅近くの氏神様を先にする、参拝したい神社を距離の近い順に回る、旅行の行程に合わせて無理のない順番にする、といった方法です。

たとえば、午前9時に最初の神社へ到着し、1社あたり30〜60分ほど時間を取るなら、3社をめぐる場合は移動時間を含めて半日から1日程度を見込むと安心です。時間に追われる予定は避け、一社ずつ丁寧に参拝できる計画を立てましょう。

神社のはしごでおすすめの参拝方法

目的を整理してから参拝する

複数の神社を訪れる前に、それぞれの神社へ行く目的を整理しておくと、気持ちがぶれにくくなります。たとえば、近所の神社では日頃の感謝を伝い、遠方の神社では旅の安全を願うというように、参拝の意味を分けて考える方法です。

すべての神社で同じお願いをしてはいけない、という決まりはありません。ただし、願い事だけを次々に伝えるより、「いつも見守っていただきありがとうございます」と感謝を伝えてから、お願いをするほうが落ち着いて参拝できます。

各神社の由緒や御祭神を確認する

参拝前には、神社の公式案内や境内の掲示を確認しましょう。神社によっては、特定の参拝方法、開門時間、御朱印の受付時間、撮影禁止区域などが設けられていることがあります。

たとえば、参拝自体は午後5時まで可能でも、御朱印の受付は午後4時までというケースがあります。御朱印を目的に訪れる場合は、受付時間だけでなく、授与所の場所や休止日も確認しておくと安心です。

神社ごとに気持ちを切り替える

一社目の参拝を終えたら、境内を出る前に身だしなみを整え、次の神社へ向かう気持ちを切り替えます。手水舎がある場合は、次の神社でも手や口を清めるのが基本です。

鳥居をくぐる前には軽く一礼し、参道の中央を避けて歩きます。中央は神様の通り道とされるため、左右どちらかの端を歩くのが一般的です。参拝後、鳥居を出るときにも、振り返って一礼すると丁寧です。

参拝する順番で注意したいケース

本宮と摂社・末社がある場合

大きな神社には、境内や周辺に摂社・末社と呼ばれる社があることがあります。この場合は、まず本殿や本宮を参拝し、その後に摂社・末社をお参りする流れが案内されていることがあります。

ただし、神社によって推奨される順番が異なる場合もあるため、境内の案内板や公式情報を優先してください。特別な順番が示されていない場合は、歩きやすい順で問題ありません。

特定の参拝順が伝えられている神社

複数の社殿を順番に回る「お参りの作法」が、地域の伝統として伝えられている神社もあります。こうした場合は、一般的な参拝順よりも、その神社が案内している順番を優先しましょう。

順番を間違えたからといって、必ず悪いことが起きるわけではありません。気になるときは、案内を確認して、改めて最初から参拝し直す方法もあります。大切なのは、失敗を恐れすぎず、敬意をもって参拝することです。

喪中や体調不良のとき

喪中に神社へ参拝してよいかは、地域や家庭、神社の考え方によって異なります。忌中の期間は参拝を控えるという考え方が一般的ですが、期間の目安は事情によって変わります。迷った場合は、参拝予定の神社へ事前に確認するとよいでしょう。

また、1日に何社も回ると、暑さや寒さ、長距離の移動で体調を崩すことがあります。水分補給や休憩を取り、体調がすぐれないときは無理をしないでください。参拝は競争ではないため、1社だけに予定を変更しても問題ありません。

神社のはしごで避けたい行動

短時間で数をこなそうとする

「せっかく来たから5社以上回りたい」と考える人もいますが、移動や参拝を急ぐと、境内でのマナーを守れなくなることがあります。御朱印だけを受け取り、社殿にお参りせず次へ向かう行動も、神社本来の意味から外れてしまいます。

御朱印は参拝の証として受けるものです。まず拝殿でお参りを済ませ、その後に授与所へ向かうようにしましょう。

他の参拝者や神社の方に迷惑をかける

境内で大声を出す、長時間撮影を続ける、立入禁止区域へ入る、社殿に触れるといった行動は避けてください。写真を撮る場合は、撮影禁止の表示がないか確認し、他の参拝者が写り込まないよう配慮します。

ペット同伴、飲食、喫煙についても神社ごとにルールが異なります。事前に確認し、境内の案内に従いましょう。

神社のはしごに関するよくある質問

神社とお寺を同じ日に参拝してもよいですか?

神社とお寺を同じ日に訪れても、基本的に問題ありません。日本では神社とお寺の両方をお参りする文化が長く続いてきました。神社では鳥居の前で一礼し、一般的には二礼二拍手一礼で参拝します。お寺では拍手をせず、合掌して静かにお参りするなど、場所ごとの作法を守りましょう。

同じ日に何社まで参拝してよいですか?

「何社まで」という決まりはありません。体力や移動時間を考えると、初めてなら2〜3社程度にすると余裕を持ちやすいでしょう。御朱印を受ける場合は、1社につき20〜30分以上かかることもあるため、受付時間も含めて計画してください。

御朱印をたくさん集めるための参拝でもよいですか?

御朱印を集めること自体は問題ありません。ただし、御朱印はスタンプラリーではなく、参拝した記録として受けるものです。御朱印を受ける前に、必ず社殿へお参りし、神社ごとの授与方法に従いましょう。

参拝の順番を間違えたらどうなりますか?

順番を間違えたからといって、ただちに悪いことが起こると考える必要はありません。神社独自の案内がある場合は、その内容を確認し、気になるなら改めて正しい順番で参拝してください。落ち着いてやり直せば十分です。

まとめ

神社のはしごは、複数の神社を同じ日に参拝すること自体がダメというわけではありません。「神様同士がけんかする」という話は、昔からの言い伝えや考え方の一つであり、全国共通の禁止事項ではありません。

参拝の順番に迷ったら、氏神様を先にする、距離や行程に合わせる、神社が案内する順番を優先するといった方法を選びましょう。1日に回る数は2〜3社程度を目安にし、移動時間や受付時間も含めて余裕を持つことが大切です。

鳥居の前で一礼する、手水で身を清める、参道の中央を避ける、参拝後に御朱印を受けるなど、基本的な作法を守れば、神社めぐりを安心して楽しめます。何よりも、神社ごとに感謝と敬意を持ち、無理のない気持ちで参拝することを心がけてください。

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